北海道離島一人旅【天売島】海鳥の楽園でウトウ・ナイトウォッチング

ことりです。構成作家・脚本・イベント制作を生業としております。
国内の離島・辺境を一人旅するのが趣味の一つでして、写真と共にオススメの場所を紹介していこうという企画です。第三弾北海道「天売島」編になります。海鳥の楽園天売島を訪れた一番の目的は、ウトウのナイトウォッチングです。
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天売島

天売島は北海道西北部の羽幌町にある、羽幌港の西30kmの日本海に浮かぶ島。島の東側に並んで浮かぶ焼尻島とともに羽幌町に属している。周囲約12km、人口は279人(2019年10月現在)。

どんな所

出典:羽幌町
天売島の一番の特徴は、ウトウ、ウミウ、ヒメウ、ウミネコ、ケイマフリ、オロロン鳥(ウミガラス)、ウミスズメ、オオセグロカモメといった、8種100万羽の海鳥が飛来し繁殖する、世界的にも貴重な海鳥の楽園です。

天売島への旅

到着日

5月下旬、東京はすっかり汗ばむ陽気になった頃、早朝に羽田空港を飛び立ち新千歳空港に到着。北海道はまだ少し肌寒く、上着を1枚羽織ってJRで札幌駅へ。札幌から高速バスとフェリーを乗り継ぎ、夕方「天売島」に到着しました。

宿に到着

港まで迎えに来て頂いた送迎車に乗って宿に到着。宿の近くを少し散策した後、早めに夕食を頂きました。

残念ながら漁の解禁前でウニにはありつけませんでしたが、新鮮な海鮮づくしの食事に大満足。満腹になっていよいよ一番の目的、予約していた「ウトウ・ナイトウォッチング」ツアーに参加。ウトウの巣がある「赤岩展望台」へ向かいます。

ウトウ・ナイトウォッチング

天売島は世界的にも貴重な海鳥の楽園ですが、中でも「ウトウ」の世界最大繁殖地として有名で、その数は80万羽とも言われています。その巣が↓↓↓の穴ぼこです。斜面を覆い尽くすように無数の穴があります。

日が暮れてくると、海から続々とウトウが帰巣してきます。


空と大地が鳥で覆いつくされる光景は、圧巻の一言でした。宿に戻ってゆっくり休み、翌日に備えます。

天売島へのアクセス

天売島へのアクセスは、羽幌港からのフェリーもしくは高速船のみです。

羽幌港フェリーターミナルから、「羽幌沿海フェリー」のフェリーと高速船がや焼尻島・天売島に1日1~3便運航しています。期間によってはフェリーか高速船、どちらかしか運航していない場合もあります。羽幌港から天売島までの所要時間は、フェリーで約1時間45分、高速船で約1時間05分。

札幌から羽幌まで

札幌駅<JR(特急)約1時間5分>深川駅<JR,約1時間>留萌駅<路線バス,約1時間30分>本社ターミナル

JR北海道の時刻表はこちら

留萌-本社ターミナル(羽幌)のバス時刻表はこちら

札幌駅<高速バス特急はぼろ号,約3時間15分>本社ターミナル

船の時間にもよりますが、高速バスの方が乗り換えも無く便利です。1日6往復、予約制指定席。特急はぼろ号の時刻表はこちら

旭川から羽幌まで

旭川駅<JR(特急)約20分>深川駅<JR,約1時間>留萌駅<路線バス,約1時間30分>本社ターミナル

旭川駅<路線バス,約2時間10分>留萌駅<路線バス,約1時間30分>本社ターミナル

本社ターミナルから羽幌港までは、連絡バスがあります。所要時間は約10分
翌日の話、焼尻島の話は次回へと続きます。
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