諏訪大社下社
18きっぷで下諏訪へ
12月下旬、鈍行列車と快速を乗り継いで
12月下旬のクリスマスシーズン。仕事がひと段落したのと、この日宿に空きがあったため、青春18きっぷを使って都内から快速と鈍行を乗り継ぎ、下諏訪へ行くことにしました。
青春18きっぷは、JR全線普通列車・快速列車の自由席が12,050円(大人、子供同額)で1日乗り放題を5回利用可能(2人以上でも同一行程であれば、2人で2回分として使用可能)となる、販売および使用期間限定の切符。春季(利用期間3月1日〜4月10日)、夏季(7月20日〜9月10日)、冬季(12月10日〜1月10日)と年3回販売(発売期間は開始約10日前から終了日の10日前まで)されます。
乗り換えとなる小淵沢駅で駅そばを食べたりしながら、(→【馬肉入りそば】旅先でも駅そばを食べ歩く①丸政の駅そば(小淵沢)参照)下諏訪駅に到着したのは午後2時半頃でした。
下社春宮に到着
駅から下諏訪の街中を歩くこと20分程で、春宮に到着。
春宮では御神木である杉の木に神様が宿るとされています。幣拝殿(へいはいでん)と呼ばれる社殿の奥にその御神木が立つため、参拝はこちらで行うのが一般的です。
威風堂々という言葉がぴったりの幣拝殿。正面側の屋根が長くせり出しているのが特徴です。また社殿の四方には一之柱から四之柱の4本の御柱があり(写真撮り損ねました)、こちらは7年目毎(6年に一度)、寅と申の年に行われる有名な「御柱祭」で建てられたものです(現在のものは2016年に行われた「御柱祭」のもの)。
御柱祭は上社、下社それぞれに山から直径約1m、長さ約17m、重さ10tにもなる巨木を8本切り出し、上社は約20km、下社は約12kmの街道を、木遣りに合わせて人力のみで曳き、各お宮の四隅に建てるものです。 出典:諏訪大社
「御柱祭」最大の見せ場となる下社の「木落し」。氏子を乗せた約10トンの巨木が最大斜度35度、約100メートルの急な坂を一気に滑り落ちる様子はテレビ等でも度々取り上げられています。
万治の石仏
秋宮に行く前に、春宮の近くにある「万治の石仏」を見学(私の後に団体の観光客が押し寄せたので写真は撮れず仕舞いでした)。
出典:下諏訪観光協会
伝説によると、下社(春宮)に石の大鳥居を造る時、この石を材料にしようとノミを入れたところ傷口から血が流れ出したので、石工達は恐れをなし仕事をやめ、この石に阿弥陀如来を祀って記念としたそうです。この石仏に願い事を唱えて、3周すると願いが叶うと言われています。
下社秋宮に移動
石仏に願い事をした後15分程歩き、春宮に到着しました。秋宮も基本作りは同じですが、こちらの「神楽殿」は国の重要文化財です。