一人温泉・長野県上田【霊泉寺温泉遊楽】青春18きっぷで信州へ

ことりです。構成作家・脚本・イベント制作を生業としております。
国内の各地を一人旅するのが趣味の一つです。青春18きっぷ(JR全線普通列車・快速列車の自由席が12,050円で1日乗り放題を5回利用可能となる、販売および使用期間限定の切符)を使っての旅について書くシリーズの第5弾です。
今回は18きっぷを使って信州(長野県)の上田市にある霊泉寺温泉、翌日途中下車しながら三重県に向かい、三日目に伊勢神宮を巡った二泊三日の旅の前編になります。
ことりのプロフィール/経歴はこちら

上田

上田は長野県東部に位置する、同県内では長野市、松本市に次ぐ3番目の規模の都市。戦国武将・真田氏発祥の郷としても知られています。

都内から中央線・小海線を乗り継ぎ小諸へ

午前8時頃に都内からJRに乗車。18きっぷを利用して中央線快速の終点高尾で甲府行きに乗り換え。更に甲府で乗り換えて、小淵沢駅で途中下車したのは11時半頃でした。昼食にこの駅名物丸政の駅そばで名物の馬肉入りそばを食した後
小海線に乗り換えて鈍行に揺られること2時間少々、14時過ぎに小諸駅に到着。
小海線-小淵沢駅から小諸駅までを結ぶ、標高1000 mを超える高所を走るJR東日本の鉄道路線。清里駅 – 野辺山駅間には標高1375 mのJR鉄道最高地点があることでも有名。

小諸からしなの鉄道で上田へ

小諸で更に「しなの鉄道」(しなの鉄道は18きっぷ使用不可)に乗り換えて5駅先の上田駅に降り立ったのは午後3時前でした。
上田駅の周りを散策したり、喫茶店でコーヒーを飲んだりして1時間半程時間を時間を潰した後、駅前のバス停に来た千曲バス「鹿教湯線」に乗車。
市街地から徐々に山の方へと進むこと1時間少々、「宮沢」というバス停で下車。15分程歩いて目的地の霊泉寺温泉に到着したのは午後5時半過ぎでした。

霊泉寺温泉

霊泉寺温泉は、長野県上田市にある温泉。泉質は硫酸塩泉。968年(安和元年)に霊泉寺が建立された際に、寺の傍から温泉が湧出したとされる(諸説あり)。霊泉寺の先、細い道沿いに4軒の旅館と1軒の共同浴場が存在します。

泊まった宿は

平日の夕方。人通りの全く無い霊泉寺温泉街はまさに“鄙びた”という言葉がぴったりです。潰れた旅館がそのまま放置され、昔ながらの円形の郵便ポストがポツンと佇み、ここだけ時が止まったかのような感覚に陥ります。
霊泉寺温泉街
日も傾いてきてだんだん暗くなってきたので、散歩もそこそこに本日の宿「遊楽」にチェックインしました。
遊楽
遊楽は1泊2食付き、1人税込7500円で宿泊できるリーゾナブルな温泉宿です。一人泊OK。じゃらん等でも予約可能。
じゃらん特集一覧

夕食は地元信州の名物中心の家庭料理

一風呂浴びてしばらく部屋でのんびり。夕食の時間になったので食堂で向かいます。この日の宿泊客は私一人だったので、気兼ねなく夕食を堪能しました。

宿の内湯を独り占め

夕食の後。再び宿の内湯に入浴。湯口からドボドボと注がれる新鮮なお湯に浸かると、トロミのある浴感に全身が包まれて、体の疲れがお湯に溶けて流れていくような感覚に陥ります。

翌日

ぐっすり眠り翌朝、朝一でまた風呂に入った後、ヘルシーな朝食を頂きました。

朝食の後、最後にもう一風呂浴びて午前9時半頃チェックアウト。帰りは宿の方に「宮沢」のバス停まで車で送って頂きました。「宮沢」からバスに乗ること1時間少々、上田駅に到着。2日目の旅は三重県を目指します。後編に続きます。

じゃらん特集一覧