宇都宮・青春18きっぷの旅。SNS映え【大谷資料館・大谷観音】

ことりです。構成作家・脚本・イベント制作を生業としております。
国内の各地を一人旅するのが趣味の一つです。青春18きっぷ(JR全線普通列車・快速列車の自由席が12,050円で1日乗り放題を5回利用可能となる、販売および使用期間限定の切符)を使っての旅について書くシリーズの第4弾です。
今回は18きっぷを使って栃木県の宇都宮に行きました。SNS映えする「大谷資料館」と「大谷観音」を訪れ、餃子を食べて戻ってきた日帰り旅の事を書きます。
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宇都宮

宇都宮は栃木県中部に位置する、同県の県庁所在地であり北関東最大の都市。大谷資料館や宇都宮動物園、大谷観音(大谷寺)などの観光スポットがあり、「餃子のまち」としても全国的に有名。

都内から快速列車で宇都宮へ

都内から、JRの快速列車に2時間少々揺られ宇都宮へ到着。駅にある宇都宮市の「観光案内所」で「大谷観光一日乗車券」を購入し路線バスに乗車。
大谷観光一日乗車券は宇都宮駅-大谷資料館の往復バス代、大谷資料館の入場料、大谷観音(大谷寺)の拝観料トータルで1750円。それぞれ別に購入するよりも350円お得になる乗車券です。
バスに30分程乗り、大谷資料館の最寄りのバス停「資料館入口」で下車。

大谷資料館見学

大谷資料館-大谷石採掘の歴史に関する資料館。採掘場跡や、採掘方法、搬出方法などを展示している。地下に大谷石を掘り出して出来た、2万平方メートルにもおよぶ、野球場が一つ入ってしまう大きさ巨大な地下空間がある。2018年に日本遺産に認定された。
地下に降りると、SNS映えする神秘的で幻想的な空間が広がっています。
行き止まりや地上の光が見える場所がある空間は、まるでRPGゲームのダンジョンの世界にいるような錯覚を起こします。
ライトアップされた地下空間を30分少々冒険した後、地上に戻りました。
この地下空間では、ウルトラマンシリーズ・仮面ライダーシリーズ含む各種ドラマや映画、アーティストのミュージックビデオの撮影等も行われています。

大谷観音(大谷寺)

大谷資料館から徒歩で道を下り「大谷観音」がある「大谷寺」へ向かいました。
大谷寺坂東三十三箇所第19番札所でもある天台宗の寺院。洞窟に包まれるように建てられた非常にめずらしいお寺で、本堂内には自然の岩壁に彫られた美しい磨崖仏が10体あり、全てが国の特別史跡かつ重要文化財となっています。中でも本尊の千手観音は一般には「大谷観音」の名で知られている日本最古の石仏で、弘法大師の作とも伝えられています。
壮大な大谷石の洞窟に包まれるように佇む大谷観音堂。建物内は残念ながら撮影禁止ですが、こちらも「大谷資料館」に負けず劣らず神秘的な空間です。
千手観音 出典:大谷寺
大谷寺への参拝を済ませ、最後に「平和観音」を訪れました。

大谷平和観音

大谷平和観音は、大谷寺の御前立(おまえだち)観音=秘仏である本尊の身代わりの立像です。終戦後間もない昭和23年(1948年)から6年かけて、大谷石採石場跡の壁面に総手彫りで彫られました。像高88尺8寸8分(26.93メートル)、胴回り20メートルの石造観音菩薩立像。
平和観音
巨大な平和観音に手を合わせてバスで宇都宮駅へ戻りました。

最後に餃子を食べて帰京

最後に栃木の方との打ち合わせを兼ねて宇都宮駅の「みんみん」で餃子を食べて
美味しい餃子を食べ、レモンサワーを飲みながら楽しい打ち合わせは終了。
帰りもJRの快速列車に2時間少々揺られ東京へ。青春18きっぷの旅、冬のシリーズは取り急ぎこれでひとまず終了となります。次回は春に18きっぷを使って信州上田の「霊泉寺温泉」を訪れた時の事を書きます。
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