離島一人旅【甑島列島(鹿児島)】Dr.コトー診療所のモデルの島

ことりです。構成作家・脚本・イベント制作を生業としております。
国内の離島・辺境を一人旅するのが趣味の一つでして、写真と共にオススメの場所を紹介していこうという企画の第四弾。「Dr.コトー診療所」のモデルにもなった「甑島列島」前編になります。
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甑島列島(こしきしまれっとう)

甑島列島は、鹿児島県の西の沖東シナ海にあり、鹿児島県薩摩川内市に属する列島。上甑島(かみこしきしま)、中甑島(なかこしきしま)、下甑島(しもこしきしま)の3つの島から形成されます。北東から南西方向に35kmに連なり人口は、上甑島2174人、中甑島224人、下甑島2321人(平成27年国勢調査より)。

甑島を訪れた目的

甑島に行こうと思ったのは、1つは鹿児島県全体の「きびなご」の水揚げ量の約6割を占める産地でもあるこの地で、「きびなご」を食べたいという目的。もう1つは、個人的に愛飲してる芋焼酎「六代目百合」の蔵元が甑島にはあるので、島で芋焼酎を飲んでみたいという目的。2つの目的のため、九州での仕事ついでに行ってみることにしました。

甑島への旅

到着日

5月頭ゴールデンウィークの狭間の平日、鹿児島空港から連絡バスとシャトルバスを乗り継ぎ川内港へ到着したのは午後2時40分頃でした。乗船手続きをして、事前に予約していた高速船に乗船。午後3時10分に出発した高速船は1時間少々で、3つの島のうち一番南にある下甑島長浜港に到着しました。

バスに揺られ島の西側の集落へ

島の東側、長浜港からバスに乗車。乗客は私と地元のおじいさんの二人だけです。運転手と地元のおじいさんとの会話は、方言がきつく会話の半分以上は聞き取れません。島の中央にある山を越え、いくつかの集落に寄りながら、50分程掛かって終点の瀬々野浦にバスが到着。既に時刻は午後5時を過ぎてました。

バス停から3分程歩いて、本日の宿「浦島」に到着。

宿の近くを散歩

夕食まで少し時間があるので周辺を散歩します。写真を撮り損ねましたが、宿のすぐ近くには「ナポレオン岩」という名所があり↓↓↓

また、宿の近くにある「下甑手打診療所」は、人気漫画・ドラマ「Dr.コトー診療所」のモデルになったことでも有名だそうです。散歩から戻ると、海の幸中心の家庭的な夕食が待っていました。

甑島へのアクセス

甑島へのアクセスは、鹿児島県の川内港からの高速船もしくは串木野新港からのフェリーのみです。

川内港からの高速船、串木野新港からのフェリー、それぞれ1日2往復(高速船は期間によっては臨時便あり)が甑島商船によって運行されています。川内港と甑島の各港の所要時間は、最短で約約50分串木野新港と甑島の各港の所与時間は、最短で約1時間15分。

鹿児島空港から川内港、串木野新港まで

鹿児島空港<連絡バス,約1時間15分>川内駅<シャトルバス,約25分〜35分>川内港

鹿児島空港<連絡バス,約1時間15分>川内駅<バス,約35分〜40分>串木野新港

鹿児島中央駅から川内港、串木野新港まで

鹿児島中央駅<新幹線,約11分>川内駅<シャトルバス,約25分〜35分>川内港

鹿児島中央駅<在来線,約35分>串木野駅<バス,約12分>串木野新港

上甑島・中甑島へ向かった翌日の話は次回へ続きます。
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