北海道離島一人旅・【海鳥の楽園】天売島から【羊の楽園】焼尻島

ことりです。構成作家・脚本・イベント制作を生業としております。
国内の離島・辺境を一人旅するのが趣味の一つでして、写真と共にオススメの場所を紹介していこうという企画です。北海道「天売島焼尻島から道北」中編(【海鳥の楽園】天売島〜【羊の楽園】焼尻島)になります。前編では圧巻のウトウ・ナイトウォッチングを楽しんで宿に戻ってきました。
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天売島後編

萬屋旅館に宿泊

天売島には大規模なホテルはありません。旅館/民宿、ゲストハウスなどがあります(→こちらを参照)が、私が宿泊したのは「萬屋旅館」です。決め手は
  • 一人で宿泊可能かどうか(一人旅なので)
  • 料理の内容(夕食内容は前編参照)
  • 宿泊料金が手頃か
でした。「萬屋旅館」は1名1室利用で一泊二食で8000円からととてもリーゾナブル。

翌朝レンタサイクルを借りて

フェリーの時間まで余裕があり、天気も良かったので、レンタサイクルを借りて島を時計回りに一周することにしました。港の近くの「おろろんレンタル」に荷物を預かってもらい、電動自転車でサイクリングを開始します。
電動自転車のありがたみを感じながらペダルを漕いで急な坂道を上り、前日ウトウを見た「赤岩展望台」を通り「海鳥観察舎」へ到着。

海鳥観察舎

景色も最高ですが、この日の目的は別にありました。無料の望遠鏡で、現在日本ではこの島にしか繁殖していない「ウミガラス」通称オロロン鳥を観察します。

間近で見ると↓↓↓こんな鳥ですが、さすがにここまで綺麗には見えませんでした。
出典:サッポコ
望遠鏡でやっと姿が捉えられるくらい距離は離れていましたが、しっかりオロロン鳥を観察することができました。その後も自転車に乗りながら景色を堪能し、1時間半程で島を一周。港に戻って来ました。

焼尻島

フェリーに乗って25分程、隣の「焼尻島」で下船しました。焼尻島(やぎしりとう)は武蔵水道を隔てて西方にある天売島とともに羽幌町に属しています。周囲約12km、人口は183人(2019年10月現在)。

焼尻島でもレンタサイクル

天売島は少しアップダウンがあり(と言っても高い山があるわけではありません)電動自転車のありがたみを感じる島でしたが、焼尻島はほぼ平らな島で、サイクリングにはとても適したところです。
島の中央付近の牧場には、頭と四足が黒いイギリス原産サフォーク種という羊が約200頭飼育されています。
まさに羊の楽園といった感じで↓↓↓映像で見ると癒されます。

ゆっくりと2時間程で島を一周。本当は一泊してウニと羊料理を食べたいところでしたが・・・

焼尻島を後にして

名残惜しさを感じつつも、乗船時間がやって来ました。行きとは違い高速船に乗り、焼尻島を後にすると約55分で羽幌港へ到着。港から連絡バスに乗って、羽幌の中心にある本社ターミナルに到着。更に北へ向かうバスに乗り換えて、「豊富温泉」へ向かいます。
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