一人温泉・青春18きっぷ旅。長野県山ノ内町【角間温泉福島屋旅館】

ことりです。構成作家・脚本・イベント制作を生業としております。
国内の各地を一人旅するのが趣味の一つです。青春18きっぷ(JR全線普通列車・快速列車の自由席が12,050円で1日乗り放題を5回利用可能となる、販売および使用期間限定の切符)を使っての旅について書くシリーズの第7弾です。
今回は18きっぷを使った、信州(長野県)の山ノ内町にある角間温泉への旅になります。
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山ノ内町

山ノ内町は長野県の北東に位置する町。湯田中渋温泉郷・スキー/スノボが盛んな志賀高原・ニホンザルが温泉に入る地獄谷野猿公苑などが観光地として有名。

都内からJR・バス・しなの鉄道を乗り継ぎ戸倉へ

都内から早朝のJRの列車に乗車。18きっぷを利用して高崎線で高崎へ。信越本線に乗り換え終点の横川駅で下車。少し時間を潰してからバスに乗り換えて軽井沢へ。
横川-軽井沢間は勾配が急なため、かつてはこの区間専用の電気機関車で列車を牽引して運行していたが、平成9年の長野新幹線開業に伴い廃線となった。現在はジェイアールバス関東のバス碓氷線がこの区間を運行しています。なおこちらのバスは青春18きっぷは使用不可。
しなの鉄道軽井沢駅
軽井沢からはしなの鉄道しなの鉄道線(こちらも18きっぷ使用不可)に乗車。戸倉(とぐら)駅で途中下車したのは午前9時50分頃でした。
戸倉駅の近くには「戸倉上山田(とぐらかみやまだ)温泉」があり、日帰り入浴可能な外湯が7施設存在する。
外湯のうち、駅から近い「国民温泉」という温泉銭湯に向かうことにします。雪が残る道を15分ほど歩くと、風情のある佇まいの建物が現れました。
国民温泉
番台で300円を支払って入浴。浴槽・カラン・シャワーにいたるまで全て100%源泉かけ流しの温泉で、地元の方々の憩いの場といった雰囲気。冷えた体が芯から温まりました。

しなの鉄道・JR・長野電鉄を乗り継ぎ湯田中へ

戸倉駅に戻り、こちらの駅名物の駅そば「かかし」でそばを食した後
11時50分頃のしなの鉄道の列車で(直通運転でJR長野行き)で長野駅へ。地下に降りて長野電鉄に乗り換え。14時過ぎに湯田中駅に到着。
宿の送迎車(予約時に希望時間を記載すれば1人でも送迎可能)に乗せて頂きます。駅前は賑わっていますが、車でしばらく雪道を進むとだんだん人家や建物は少なくなります。10分弱で、こじんまりとした温泉地「角間温泉」へ到着。

角間(かくま)温泉

角間(かくま)温泉は、長野県山ノ内町の角間川を望む高台の静かな集落にある温泉。泉質は塩化物泉・硫酸塩泉。古くより湯治向けの名湯として知られ、数件の宿が温泉集落を形成する。3つの共同浴場があり、宿泊者は無料で利用できる。

泊まった宿は

車を降りて、本日の宿「福島屋旅館」にチェックイン。こちらご飯が美味しいお宿として有名で、一部温泉好きの間では“長野メシウマ四天王の一つ”なんて言われています。私も食事とお湯に惹かれて、今回が3度目の宿泊になります。
福島屋旅館は1泊2食付き1人トイレなし税込10350円、トイレあり税込11350円で宿泊できる温泉宿です。一人泊OK。じゃらん等でも予約可能。
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早速宿の内湯を独り占め

チェックインして部屋でしばらくくつろいだ後、すぐに宿の内湯へ向かいました。

古びた卓球台も絵になります。
まだ誰も入ってないお湯は新鮮で熱々。

熱々のお湯を水で冷まし湯もみして、ようやく入れる温度になったので入浴。アトピー性皮膚炎・火傷・あせも等に優れた効き目があるお湯とのことで肌にも優しく、体の中からじんわりと温まります。

夕食は地元信州の名物が中心

一風呂浴びて少し宿の周りを散歩した後は部屋でのんびり。夕食の時間になると、部屋まで大きなお膳にいっぱいの料理を持ってきてくれます。追加料金なしで部屋食になります。

他にも刺身に煮物に鍋、野沢菜にご飯などなど凄まじいボリュームで味も文句なしです。お腹いっぱいになりました。ごちそうさまでした。

翌朝

ぐっすり眠り翌朝、朝一で3つの外湯(大湯・滝の湯・新田の湯)のうちの1つ「滝の湯」に出かけました。
宿でお借りした鍵を入口の鍵穴に差し込むと、施錠が解除されます。誰もいない早朝の新鮮なお湯を独り占め。朝からさっぱりした後は、これまた大きなお膳にいっぱいの朝食を頂きました。

チェックアウト〜長野駅〜関西へ

チェックアウト後、宿の送迎車で駅まで送って頂きました。美味しい食事にいいお湯、そして送迎までして頂いて、至れりつくせりの素晴らしいお宿です。

湯田中駅から長野電鉄で長野駅へ戻りました。

長野駅で少し時間があったので駅ビルの2階で立ち呑み。

おたぐり(馬モツの煮込み)と利き酒3種セット

長野駅から18きっぷを使用。JRに乗って松本駅で乗り換えて塩尻駅へ。待ち時間の間に塩尻駅の駅そば「桔梗」でそばを頂きました。

塩尻駅から鈍行・快速を乗り継いで実家のある関西へ向かいました。次回はまた別の旅について書きます。

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