関西日帰り旅・姫路観光【姫路城】日本初の世界遺産。別名「白鷺城」

ことりです。構成作家・脚本・イベント制作を生業としております。
国内の各地を一人旅するのが趣味の一つでして、写真と共に日本国内のオススメの場所を紹介していこうという企画をやってきております。今回は、日本初の世界文化遺産であり、国宝の「姫路城(別名:白鷺城)」を紹介したいと思います。
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姫路城

姫路城は兵庫県姫路市にある城で、天を舞う白鷺のように見えることから別名「白鷺城(はくろじょう・しらさぎじょう)」ともいわれる。白亜の漆喰の使用と、建築構造の美的完成度やバランスが木造建築の中でも傑作であり、世界的にも類を見ないことなどが評価され、1993年12月法隆寺とともに日本で最初の世界文化遺産に指定されました。

紅葉の時期に、姫路城へ向かう。

紅葉の時期の姫路城は、平日と言えども少々混んでるかもしれないと思い、開門から間もない9時20分頃に姫路駅へ到着。天気もよく道も一本道なので、姫路駅からは徒歩で姫路城へ向かいます。駅の北口を出ると正面に威風堂々とそびえる姫路城が目に飛び込んで来ます。

姫路城の開城時間は9時00分から16時00分まで(閉城17時00分)。4月27日から8月31日までは、9時00分から17時00分まで(閉城18時00分)となります。

大手門に到着

15分ほど歩いて「大手門」に到着。既に結構な数の観光客がいます。外国人の割合がかなり高いです。制服を着た修学旅行生も目立ちます。まずは大手門から天守を眺めます。

大手門まで来ても、天守まではまだかなりの距離があります。とにかく他の城と比べても大きさそしてスケールが段違いです。大手門から結構な距離を歩き、ようやくたどり着いた天守の入り口で全国の城で最も高額となる入場料1000円を支払います

いざ、天守へ

天守にたどり着くまでにも「十月桜」という秋に咲く桜が映える場所など見所があり、期待感が高まります。

更に近づいて仰ぎ見る天守はまさに「大天守」と呼ばれるにふさわしい存在感。
道が迷路のようにクネクネと曲がっており、城への侵入を試みた敵がすぐに天守にたどり着けない作り。その美しさとは裏腹に、攻め入るものを欺き近づけさせない“難攻不落の城”だということを改めて実感します。

大天守を登る

入り口で入場料を支払って「大天守」を登ります。
姫路城の天守は、江戸時代以前に建設された天守のうち現存する12天守の一つ。5層6階の天守は、木造建築としては世界屈指の規模で、まさに「大天守」と呼ぶにふさわしい。

急な階段を登って

内部はその外見からは予想もつかないような、武骨で機能重視の造りです。巨大な天守を支える東西2本の心柱を見ながら、急な階段を登ります。

最上階からの眺め

地下1階から110段の階段を登り、最上階の6階に到着。姫路駅方面を眺めてみると、広場と駅まで続く並木道が見えます。

権力の象徴として大名たちがこぞって築いた天守ですが、天守第一号である安土城(滋賀県)天守(安土城の場合は天「主」)を造った織田信長以外の武将や大名は誰も住んだことがありません。天守は権威の象徴であり、かつ戦の時の最後の砦として存在しました。

再び仰ぎ見る大天守

再び急な階段を降りて、下の広場から眺める大天守は空の青さにその白さが映えます。
少し離れた場所からは紅葉と松と大天守をパシャリ。何度見ても風格あふれる佇まいです。
1時間半程で(それでも割と駆け足でした)一通り見終わって姫路城を後にします。小学生以来三十年ぶりくらいに訪れた姫路城。約5年半にも及ぶ「平成の大修理」直後の2015年3月から2年程は、一日の大天守内覧者を1万5千人に制限する為の処置が行われるほど混雑していたそうです。私が訪れたのは平日の早い時間だったのもあってか、落ち着いて楽しむことが出来ました。

姫路城へのアクセス

車で行く場合

山陽自動車道・姫路東ICから約15分

駐車場に関してはこちらをご参照ください。

鉄道で行く場合

大阪駅<JR在来線(約1時間5分)>姫路駅<徒歩(約15分),バス(約5分)>姫路城

新大阪駅<新幹線(約35分)>姫路駅<徒歩(約15分),バス(約5分)>姫路城

※姫路駅(北口)バス停から最寄りの「大手門前」までは、ループバス以外にも多数の路線バスが通っています。
時刻表検索はこちら。姫路駅(北口)-姫路城大手門前(西方面)(東方面)(ループ)で検索
次回後編ではいよいよ大天守に登り、その後バスで加西へ行ってからローカル線「北条鉄道」に乗った時のことを書きます。
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