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ことりです。構成作家・脚本・イベント制作を生業としております。
国内の各地を一人旅するのが趣味の一つです。最近はなかなか旅に出ておりませんが過去の旅について書こうと思います。
今回は関西の実家に帰省していた際に、香川県の小豆島を訪れてバスで横断した日帰り旅の記録です。
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小豆島
小豆島は瀬戸内海・播磨灘に位置する香川県の島。素麺やオリーブなどの生産が盛んで、小説「二十四の瞳」の舞台としても有名。
関西の実家から姫路へ。姫路からフェリーで小豆島へ
午前8時半頃にJR姫路駅に到着。姫路駅からバスに乗車すること20分程で姫路港へ到着。乗船手続きを終えて小豆島フェリーの船に乗船。
午前9時45分に船は出港。波のない穏やかな瀬戸内海を船は進みます。
読書をしたりうつらうつら居眠りしてるうちに船は1時間40分かけて小豆島の北東部にある福田港に到着しました。
小豆島フェリー:小豆島と姫路・高松・岡山を結ぶ航路がある。姫路-小豆島は1日7往復。高松-小豆島のフェリー/高速艇それぞれ1日15往復。岡山-小豆島は1日9往復運行している。
小豆島北東の福田港〜南西の土庄港へバスで横断
福田港〜坂手
下船後、福田港のバス乗り場へ移動。島内を走る「小豆島オリーブバス」福田線がやってきたのは午前11時45分頃。車内で1日乗り放題で1000円のフリー乗車券を購入しました。
数名の乗客を乗せたバスは島の東海岸沿いを南下します。途中でバスを乗り継ぎ「坂手」という港町の、坂手東というバス停で下車。時刻は午後1時過ぎ、お腹も空いたので昼食を頂くことにします。お目当ては「大阪屋」という食堂。バス停から2〜3分歩いたところに食堂はありました。昭和から時が止まったような古びた外観の食堂に入店して注文したのは・・・
醤(ひしお)丼という名の、要するに“海鮮丼”は彩りも鮮やか。醤につけて食べるハマチやネギトロに鯛などの刺身は美味しかったです。これで1030円というお値段は、とても良心的。
醤丼は小豆島のご当地グルメ。
- 明治時代に建てられた醤油・佃煮工場が軒を連ねる「醤の郷」で作った醤油やもろみを使っていること。
- 小豆島の魚介、野菜やオリーブなど地元の食材を使っていること。
- 箸休めはオリーブか佃煮を使っていること。
以上の3つが決まりだそうです。
坂手〜オリーブ公園
「坂手東」バス停からオリーブバス坂手線に乗車。海沿いをぐるっと20分程進んだ、「オリーブ公園口」バス停で下車。坂を5分程登ったところに、道の駅小豆島オリーブ公園があります。サクッとオリーブ畑の中を歩き、丘の上からの景色を堪能した後、再び坂を下ります。
オリーブ公園〜土庄港
「オリーブ公園口」午後3時半過ぎのバスに乗車。島の南側を西へ30分程進み、島の西側の港町土庄に到着したのはのは午後4時過ぎでした。
沈む夕日を見ながらフェリーで岡山へ
乗船手続きを終えて、水戸岡鋭治(JR九州の観光列車やさいたまスーパーアリーナのデザインで有名)デザインのフェリーに乗り込みます。
土庄港を出たフェリーは穏やかな瀬戸内海をゆっくり進みます。西北に向かって進む船からは沈み行く夕日が見えました。
1時間10分の航海を終えて船は新岡山港に到着。新岡山港からはバスを乗り継いで岡山空港へ向かいます。
岡山空港からの最終の飛行機で東京へ戻りました。
今回は駆け足の日帰り旅でしたが、次に訪れる機会があれば1泊して、もっとじっくり観光して回りたいと思います。次回は都心から1000キロ、小笠原への5泊6日の旅についての記事です。