粟島
なぜ粟島に?
前日の新潟での仕事を終えて東京へ戻る日、特に「これがしたい」とかいう目的も無いまま、日帰りで寄ってもその日中に東京に戻れるし行ってみようと思い立ち、電車や船の時刻、レンタサイクルの有無は調べた上で「粟島」に向かうことにしました。
粟島への旅
5月のゴールデンウィーク終わって少し落ち着いた平日、新潟駅から在来線に乗って村上駅へ到着。予約していた乗合タクシーを待つと中型のセダンタクシーがやって来て乗り込むのは私一人。15分程掛かって岩船港へ。慌ただしく乗船手続きを済ませてフェリーに乗船。10時20分に出発したフェリーは12時少し前に「粟島港」に到着しました。
レンタサイクルで島を一周
港のコインロッカーに荷物を預け、観光協会で手続きをして電動自転車を借りて地図を片手に島を一周します。
出典:粟島観光協会
粟島港を出発し、反時計回りに北へ向かいます、右手に見える海岸が美しく、思わず足を止めて写真を1枚。
景色を堪能しながらペダルを漕ぎ進め、島の最北端へ到着しました。
島崎展望台
最北端「島崎展望台」からの景色です。誰もいない何も無い草原。青い海、白い雲。賑やかな人でごった返した場所よりもひっそりと佇む観光地に私は心惹かれます。再び自転車に乗り島の西側を南へ進みます。
仏崎展望台
新潟百景にも選ばれた「仏崎展望台」 からの景色です。岩場に打ち寄せる白波、海に落ちる雲の影。5月の日本海の風は少し冷たく夏の訪れまではまだ時間が掛かることを感じさせます。
引き続きペダルを漕ぎ続け
島の西側を南下し、「釜谷」の集落を通り過ぎて、一番険しい坂道を登り切って島の最南端「八幡鼻」へ到着。あいにく工事中で展望台まで行けないためそのまま島の東側を北上します。もう少し足を止めて観光したいところですが船の時間があるため、港へ向かいます。
日帰りの旅は終わりを告げる
島で食事もする時間も無く、慌ただしい日帰り旅となりました。また機会があれば一泊してもう少しじっくりと周って美味しい料理を堪能したりしてのんびりと過ごしたいものです。
粟島へのアクセス
岩船港からの高速船、フェリーは1日1〜4往復(期間によって変動あり。高速船は3月から10月のみ運行。)が粟島汽船によって運行されています。岩船港から粟島港の所要時間はフェリーで約1時間30分、高速船で約55分です。
新潟駅から岩船港まで
次回は北海道の美瑛から知床を訪れた旅について書きます。