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駅そば・路麺店・・・都内の駅構内や駅周辺にある立ち食いそばを食べてそのお店を紹介していこうという企画の第105弾になります。都営地下鉄浅草線宝町駅と、JR京葉線/東京メトロ日比谷線八丁堀駅の間、それぞれの駅から3〜4分の場所にある「スエヒロ」に行ってきました。
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スエヒロ
総合評価
5点満点で3.9。「とり天そば+いんげん天」を注文。まろやかでコクのあるつゆに、太くて柔らかいモチッとした麺。カラっと揚がったとり天といんげん天は、それぞれしっかり存在感がありつつ良さを消しあわないナイスな組み合わせ。うまくて、安くて、早くてボリュームがある素晴らしいお店です!
外観
木曜日の12時45分頃、宝町駅で下車。鍜治橋通りを八丁堀方向に3分ほど進むと、交差点の角に年季の入った「そばのスエヒロ 八丁堀店」の看板が見えてきました。店内は満員で外でしばし待つことに。その間にガラス窓に貼ってあるメニューをチェック。みなさん速攻で食べてすぐに店から出てくるので回転は早く、2分ほど待って入店。
メニュー
かけ、たぬき、きつね、わかめ、月見、かきあげ天、あじ天、げそ天、コロッケ、ソーセージ天、ちくわ天、いか天、ピーマン天、ごぼう天、いんげん天、紅しょうが天、なす天、春菊天、いも天、とり天、それぞれのそば/うどん、などある中から選んだのは・・・
480円(とり天そば380円+いんげん天100円)。時短営業で13時閉店。そのため天ぷらメニューが売り切れつつある中、“おすすめメニュー”と書かれていた「とり天そば」を選び、ショーケースに残っていた「いんげん天」を追加して注文。40秒ほどで、とり天といんげん天にネギが乗った一杯が出来上がり。いざ実食です。
味
つゆはしょっぱさ控えめでまろやか。それでいてしっかり出汁を感じコクがあります。麺は大手チェーンから個人店まで扱ってる興和物産のゆで麺。太くて柔らかくてモチッとした食感で、これはこれで古き良き“王道立ち食いそば”でアリです。衣カリカリで中サクサクのとり天は、唐揚げに近い印象でしっかり肉感あり。いんげん天は衣が厚く、いんげん自体も歯応えがあり脇役ではなく主役を張れる存在感。
そばのスエヒロ八丁堀店は1978年創業。ファンの間では「六文そば系(黄色い看板で、漆黒のつゆのげそ天がうまい店)」と呼ばれる個人店。
0:00〜14:00。日曜祝日休み。
営業時間:月〜土
座席数:カウンターの立ち食いスペースが5〜6人分ほど。
交通系IC:使用不可。
2022年3月22日現在で3.42
食べログ評価:2022年1月に閉店した「スエヒロ」ですが、継承者が現れ無事営業再開を果たしたそうです。近隣のビジネスマンがひっきりなしに訪れる、この近辺の方々にとってなくてはならない、“なくなると困る”お店です。末長く残って欲しい、またいつか再訪してみたい名店の一つです。次回は浅草・千束・入谷の「路麺店」を紹介します。