【幻の地鶏「土佐ジロー」】高知県安芸の山奥で地鶏フルコースを食す

ことりです。44歳。2019年7月1日よりフリーランスとして活動中。
時間を見つけては国内津々浦々を旅していることりです。先日ちょっと遅めの夏休みに(仕事も程々にしながら、いわゆるワーケーションも兼ねて)四国そして北陸を旅して来ました。今回その前編としまして、四国の有名観光地ではない山奥やマニアックな場所を巡る旅を紹介したいと思います。

安芸(高知県)


最初の目的地は、高知県の安芸。高知県東部に位置する街で阪神タイガースのキャンプ地としても有名です。

安芸へのアクセス

鉄道で行く場合

新大阪駅<新幹線(約45分)>岡山駅<在来線特急(約2時間40分)>後免駅<土佐くろしお鉄道<約40分>安芸駅

高速バスで行く場合

大阪駅<高速バス(約5時間)>高知駅,三宮駅<高速バス(約4時間)高知駅

高知駅<在来線-土佐くろしお鉄道(約1時間)>安芸駅

飛行機で行く場合

東京(羽田空港)<JAL/ANA(約1時間15分)>高知龍馬空港

大阪(伊丹空港)<ANA(約45分)>高知龍馬空港

名古屋(県営名古屋空港)<JAL(約1時間)>高知龍馬空港

高知龍馬空港<空港乗合タクシー(約10分)>のいち駅<土佐くろしお鉄道(約30分)>安芸駅

空港乗合タクシーは、高知龍馬空港から土佐くろしお鉄道「のいち駅」へ1人500円で移動出来る相乗りタクシー。事前に予約すれば1名から高知龍馬空港発着便に合わせて利用可能。

空港乗合タクシーに関してはこちら

東京都民も「Go Toトラベル」対象となった2020年10月

2020年10月、個人的に仕事が一段落つき、東京都民も「Go Toトラベル」対象になったのもあって(なお最初の目的地の宿は「Go Toトラベル」対象外)、ちょっぴり“ワーケーション”ほぼ遅めの夏休みのため四国を訪れました。貯まったマイルを使い特典航空券で羽田空港から高知龍馬空港へ降り立ち、500円の「空港乗合タクシー」で「のいち駅」へ。

お得な切符を購入

駅で事前にネットで調べておいた「室戸ジオパーク観光フリーきっぷ」を購入。こちらの切符は高知龍馬空港発着の航空機利用者限定で使用できる切符で

  • 土佐くろしお鉄道の「後免駅」-「奈半利駅」区間
  • 路線バスの「安芸」-「魚梁瀬(馬路村)」、「安芸」-「甲浦」(徳島方面へ向かう)鉄道の駅区間

が2日間乗り降り自由で3000円と、それぞれの交通機関をお得に利用できます。早速この切符で安芸駅へ向かいます。

安芸駅から路線バスで馬路村まで行き、すぐUターン

この日は安芸市内の山奥の宿に宿泊することになっていましたが、チェックインまで時間もあるので上記の切符を使って路線バスで「馬路村」へ行き、すぐUターンしてまた安芸駅へ。目的は・・・行ったことの無い土地・未知の場所にただ行って見ること。その途中の景色や道中がなんだか楽しいんです。

高知空港-馬路村-安芸駅

レンタサイクルで伊尾木洞へ

安芸駅へ戻って来るとレンタサイクルを借りて、3キロほど離れたところにある「伊尾木洞」という洞窟とシダに覆われた渓谷に向かいました。

街中の国道から少し入ってすぐのところに洞窟の入り口があります。川のせせらぎとシダの生い茂った森で一気に都会の喧騒から離れた気分になります。暗い洞窟と誰もいない森を探検気分で30分程散策した後、自転車で安芸市街地へ戻りました。安芸市のシンボル「野良時計(明治時代に作製された時計台)」を観て、近くの喫茶店で安芸名物の「ちりめん丼」を食べてしばし休憩。

自転車を返却してバス停へ。宿に向かう元気バス(市営バス)がやってきたのは15時ちょうどでした。数人の乗客を乗せた小さなバスは市街地を抜け、川沿いの細い道を進みます。離合できないところは時に数m後進しながら対向車とすれ違います。途中から携帯はずっと圏外、30分くらい人家が一軒も無い山の中をクネクネと川上へと登っていくこと約1時間。突然現れた小さな集落にある「畑山局」というバス停で下車。坂を登ってすぐあるのが本日の宿「はたやま憩の家」です。

はたやま憩の家

辺鄙な山奥の小さな宿に来た目的は地鶏です。「土佐ジロー」という非常に希少な“幻の地鶏”を生産し、地鶏のフルコース料理を提供する宿として何度かメディアにも取り上げられたことがあります。地下水を沸かしたお風呂に入った後はお待ちかねの夕食です。

まずは「突き出し(お通し)」、続いて「ムネ肉のたたき」。たたきは歯応えがあり、ムネ肉なのに全くパサパサ感が無く臭みも無い日本酒が進む逸品です。

続いては地鶏の各部位を炭火で焼きます(写真取り損ねました。痛恨のミス!)。宿の方が説明をしながら途中までつきっきりで焼いて下さって、残りを自分で焼きます。軽く塩が振ってあるだけなのですが肉自体にしっかり味があり、噛めば噛むほどジュワっと旨味が口の中に広がります。その後は「すき焼き」を土佐ジローの卵につけて野菜と鶏肉を頂きます。〆は「親子丼」です。

「土佐ジロー」を思う存分満喫出来る素晴らしいフルコースでした。ごちそうさまでした。1人1室13700円+税(Go To キャンペーン対象外)、「鶏肉ってこんな味なんだ、こんな美味しいんだ」と発見出来る素晴らしい宿でした。

はたやま憩の家の情報はこちら

翌朝

翌朝、「川魚のアマゴの干物」や「土佐ジローの卵かけご飯」などが並ぶ、いわゆる旅館の朝食を頂き、朝一のバスで安芸駅へ戻ります。以降次回へ続きます。