【神の子池】【阿寒湖・屈斜路湖】北海道の景色を堪能する一人旅

ことりです。構成作家・脚本・イベント制作を生業としております。
国内の離島や辺境の地を巡る一人旅が趣味の一つでして、写真と共にオススメの場所を紹介していこうという企画。今回は北海道の美瑛から知床、そして阿寒湖・屈斜路湖を巡る旅の後編です。
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4日目阿寒湖へ

観光バスで各地を巡りながら阿寒湖へ

ウトロから羅臼へ

事前に調べたところ、ウトロを朝出発して観光地を廻りながら夕方阿寒湖に到着する観光バスがあったので、予約してそれに乗車。午前8時頃ウトロを出発したバスは、知床横断道路を通り羅臼へ向かいます。先日ホエールウォッチングに向かう際に通った道ですが、今回はこんなものが見れました。

知床峠から見た雲海

広がる雲の向こうに、国後島の山々が浮かび上がる美しい光景に見惚れているうちに、バスは羅臼に到着。道の駅で花咲ガニを試食したりお土産を買ったりした後、バスは風光明媚なスポットを廻ります。

道の駅 知床・らうす から 摩周湖第一展望台

羅臼から開陽台(中標津)へ

羅臼の道の駅を出発したバスは、中標津の「開陽台」という場所に到着。

開陽台-標高270mの台地にあり、そこからあたりを見渡すと草原、牧草地、丘陵からなる地平線が大きな曲線を描いています。

この日はあいにくの天気でしたが、天気のいい日ははるか彼方まで広がる緑のじゅうたんを見渡せます。

開陽台上空から撮影した景色 出典:中標津町公式WEBサイト

開陽台から神の子池へ

開陽台を出発したバスは続いて、コバルトブルーに輝く神秘の泉「神の子池」を目指します。
神の子池-清里町にある、摩周湖の地下水によってできたと言われる青い清水を湛える池。水温が年間通して8℃と低く、倒木が青い水の中に腐らずに化石のように沈んでいる。
バスを降りて遊歩道を進むと、鮮やかなブルーの池が見えてきました。

神の子池から摩周湖へ

神の子池に続いて向かったのは「摩周湖」の展望台。『霧の摩周湖』なんて言い方をされる程、霧が発生する頻度が高い場所です。この日は雲は多いものの霧は無く、しっかり湖面を眺めることができました。

摩周湖-日本でもっとも透明度の高い湖(世界ではバイカル湖についで2番目)としても有名。吸い込まれそうなほどの深い青色の湖水が広がり、その青は「摩周ブルー」と呼ばれる。

摩周湖から阿寒湖へ

摩周湖_阿寒湖畔温泉

摩周湖の展望台を出発したバスが終着地の「阿寒湖」に到着したのは午後5時頃。この日は阿寒湖湖畔のホテルに宿泊しました。

5日目屈斜路湖へ

阿寒湖湖でカヌー

早起きして朝食前にマンツーマンの“カヌー”の体験ツアーに参加。集合時間は早朝5時半。インストラクターの方に教わりながらパドリングの練習をしばらく行い、いよいよカヌーに乗り込みます。波ひとつない静かな湖面を優雅に進み沖の方へ。マリモを手に取ったり、途中休憩など挟んだりしながら、1時間ほどカヌーを漕いで戻ってきました。
朝食を食べてホテルをチェックアウト。この日は「弟子屈エコパスポート」という摩周湖・屈斜路湖周辺のバスが1日乗り放題になる切符を使いバスで各地を廻ります。

バスで屈斜路湖周辺を巡る

阿寒湖から摩周駅経由「美幌峠」へ

阿寒湖からバスに乗ること1時間程でJR摩周駅へ。摩周駅で次のバスに乗り換えて「美幌峠」へ向かいます。

美幌峠-美幌町と弟子屈町の境にある国道243号の峠。頂上には道の駅があり、標高525mの展望台からは日本最大のカルデラ湖の屈斜路湖、今もなお活動をつづけ噴煙をあげている硫黄山、天気がよければ知床連山も眺めることができます。

阿寒湖畔温泉-美幌峠

1時間程時間があるので美幌峠周辺を散策します。木々の緑と青空のコントラストが見事です。

美幌峠〜摩周湖展望台〜硫黄山

美幌峠からバスで前日とは別の摩周湖の展望台へと向かいます。この日は前日とは違い、晴れました。より“摩周ブルー”を堪能できるかもと期待して展望台へ向かうと・・・
昨日と別の展望台からの摩周湖

湖面の深い青が鮮やかに映え、神秘的でした。摩周湖からは更にバスを乗り継いで「硫黄山」へ向かいます。

硫黄山-摩周湖と屈斜路湖の間にある標高512mの活火山。アイヌ語で「アトサヌプリ」裸の山と呼ばれ、山肌からはゴウゴウと音を立てながら噴煙がほとばしり、周囲には独特の硫黄の匂いが立ち込めています。

パシャパシャと写真を撮った後、次の場所へ向かいます。

硫黄山〜コタン温泉露天風呂

続いて向かったのは屈斜路湖畔の野湯「コタン温泉」です。

コタン温泉-屈斜路湖の湖畔にある秘湯で、湖の絶景を眺めながら温泉を堪能できる露天風呂。

コタン温泉から眺める屈斜路湖
お湯に浸かると目の前が屈斜路湖の湖面という最高のロケーションの露天風呂を堪能しました。バスで摩周駅へ戻り、JRで釧路へ。この日は釧路に泊まりました。

6日目釧路〜帯広〜札幌

釧路周辺を観光

釧路のホテルをチェックアウト後、半日観光バスに乗車。「釧路市丹頂鶴自然公園」で「タンチョウ」を見学したり、展望台から「釧路湿原」を見たりして、お昼頃釧路駅に戻ってきます。

釧路駅から徒歩5分、北海道三大市場のひとつと言われる「釧路和商市場」で昼食。

勝手丼

市場内の総菜屋さんで白いご飯を買って丼に盛ってもらいます。丼片手に市場内の店をまわって好きな具材を載せてもらい、自分なりの丼=「勝手丼」を完成させて美味しく頂きました。釧路駅へ戻り、特急列車で帯広へ向かいます。

帯広で早めの夕食

豚丼

午後5時頃早めの夕食として「豚丼」を食べた後、帯広から高速バスで札幌へ。この日は札幌のビジネスホテルに宿泊しました。

7日目帰京

新千歳空港から飛行機で帰京しました。一週間の北海道の旅、絶景と美味しいものを満喫して大満足の旅となりました。

 

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