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駅そば・路麺店・・・都内の駅構内や駅周辺にある立ち食いそばを食べてそのお店を紹介していこうという企画の第68弾になります。JR中央・総武線/都営地下鉄三田線水道橋駅から徒歩3分ほど、水道橋から神保町に向かう通りから路地を少し入ったところにある路麺店・立ち食いそば「とんがらし」に二度、行ってきました。
ことりのプロフィール/経歴はこちら
とんがらし
総合評価①「天盛りそば」
5点満点で4.5。出汁がしっかり効いたつゆに、ツルっと口当たりの良い麺。そして何といってもその場で揚げる天ぷら！麺を覆い隠し丼からはみ出すボリュームのなす・海老・イカの天ぷらは、素材を最大限に生かした絶妙の揚げ加減。このボリュームと味で680円は相当値打ちあり。個人的にこれまでのNo.1を更新しました。
総合評価②日替わり「肉まみれうどん＋卵かけご飯」
5点満点で4.3。出汁のうま味に味付けされた豚肉の甘さもプラスされた深みのあるつゆ。コシがありツルンとしたのどごしの、幅広で薄い“ひもかわうどん”。濃い目の味付けの豚肉にシャキシャキのネギと海苔が良いアクセントになっています。卵かけご飯との相性も当然文句なし。ボリューム満点でバランスも素晴らしいスキがない大満足のセットです。「天盛りそば」が完璧すぎてそれより少し落ちるという評価でこの点数ですが、このお店への高評価は変わりません。
外観
1回目の訪問
水曜日の午後1時30分頃。水道橋から神保町方向へ歩き、六叉路の交差点を首都高が見える方向に曲がると、シンプルでキレイな暖簾が掛かったお店が見えてきました。ランチのピーク時間は過ぎたこの時間でも店内満席、私の前に並ぶ先客が1人。店外のイスに座って10分少々待ってようやく入店。
2回目の訪問
火曜日の午前11時40分頃にお店に到着。今回は2分ほど先客の片付けを待ってすぐに入店できました。
メニュー
天盛りそば、天丼、とり天丼、ダブル穴子丼、海鮮丼、丼とそばのセット、日替わりメニュー（月曜：とろけるチーズカレーそば、火曜：肉まみれうどん、水曜：黄金の海鮮丼、木曜：海老とたっぷり小柱のかき揚げそば、金曜：チョモランマカレー）、トッピング各種などの中から選んだのは・・・
1回目
天盛りそば680円。注文の際に、おろししょうがを入れるかを聞かれました。待つこと約10分、えび4匹になす3本と大きないか天1本がのったボリューミーな一杯が完成。いざ実食です。
2回目
肉まみれうどん＋卵かけご飯（火曜日の日替わりメニュー）940円。待つこと約10分、大量の豚肉とネギ・海苔がドンと乗った「肉まみれうどん」と「卵かけご飯」のセットが完成。いざ実食です。
味（1回目）天盛りそば
まずは麺の上を覆っている海老天となす天を1本ずつ頂きます。サクッとした衣で海老はプリプリ、なすは旨味たっぷり。この時点でようやく麺とつゆに辿り着きます。麺はツルンと口当たりの良い細麺。つゆはカツオとサバの出汁がガツンと効いて重厚感と奥行きがあり、ピリッとしたしょうがの辛みがよいアクセントになってます。イカ天も弾力がありジューシー。そばをすすり、残りの海老天となす天を食べ、つゆも飲み干して完食。“立ち食いそば”というカテゴリーを遥かに凌駕する大満足の一杯でした。
味（2回目）肉まみれうどん＋卵かけご飯
カツオとサバの出汁がガツンと効いたつゆは、味付けされた豚肉の甘さもプラスされ奥行きのある濃厚な味です。幅広で薄いひもかわうどんは、柔らかめながらしっかりコシがありのどごしも抜群。濃く甘い豚肉はうどんと合うのはもちろん、卵かけご飯にのっけると、濃い目の味付けの豚肉とたまごが絡んで“すき焼き風”の味わい。シャキシャキのネギや海苔、卵ご飯も含め全てにスキがなく、文句のつけようがないセットでした。
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店舗情報
これまで私が訪れた全ての駅そば・立ち食いそばの中で「とんがらし」がNo.1の評価です。
営業時間：月〜金11:00〜15:00、土日祝日休み。
座席数：カウンターのイス席が6席
交通系IC：使用不可。現金のみ。
食べログ評価：2021年11月6日現在で3.66
“圧倒的な天ぷらそば””立ち食いそば好きなら知らなきゃモグリ”とも言われる、水道橋駅近くの「とんがらし」。リニューアルしたお店は清潔で入りやすく、名物「天盛りそば」、日替わりメニューの「肉まみれうどん＋卵かけご飯」共に味・ボリューム共に文句のつけようがありません。ただ待ち時間も“立ち食いそば”レベルを超えてるのでお急ぎの方は要注意。次回は赤坂見附駅・永田町駅近くの「路麺店」を紹介します。
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