一人温泉・山形【新高湯温泉「吾妻屋旅館」】米沢牛ステーキが名物

ことりです。構成作家・脚本・イベント制作を生業としております。
国内の秘湯を訪れる一人旅が趣味の一つでして、第9弾は東北地方、山形県米沢の新高湯(しんたかゆ)温泉「吾妻屋(あづまや)旅館」を紹介します。
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新高湯温泉

新高湯温泉は、山形米沢市にある温泉で米沢八湯のうちの一つ。標高1126mの山中に一軒宿の「吾妻屋旅館」が存在し、日帰り入浴可能な5つの露天風呂と、宿泊者用の内風呂がある。泉質は「含硫黄・カルシウム – 硫酸塩温泉」(→泉質の分類に関してはこちらを参照)。

米沢八湯-米沢市にある小野川温泉、姥湯温泉、白布温泉、滑川温泉、新高湯温泉、五色温泉、大平温泉、湯野沢温泉、姥湯温泉の総称。

新高湯温泉への旅

訪れたのはある夏

ある年の夏、お盆過ぎの少し落ち着いた時期に休みが取れたので、山奥の秘湯で涼みながらゆっくりしようと思い、米沢へ旅立ちました。

新高湯(しんたかゆ)温泉「吾妻屋旅館」に宿泊

終点の「湯元駅前」バス停に到着。こちら“駅”と名がついておりますが、鉄道の駅ではなくロープウェイの駅になります。
「天元台ロープウェイ」が湯元駅と天元台高原駅を結んでいます。冬場はスキー、夏場はトレッキング、秋は紅葉等一年中楽しめるスポットです。
「湯元駅前」バス停から宿の送迎車で山道を1キロ程進み、「吾妻屋旅館」に到着。標高1126mだけあって冷房がいらない程の涼しさです。露天風呂に入った後、山菜にきのこ、岩魚やヤマメ、米沢牛のステーキなどが並ぶ夕食を頂きました。
豪華な夕食
米沢牛のステーキ
内風呂と、そして露天風呂として下の写真の「眺望露天風呂」、栗の木をくり抜いた「根っこ風呂」、「滝見露天風呂」、大樹を切り抜いた「貸切大樹風呂」があります。5つの絶景露天風呂と米沢牛のサーロインステーキ込み、1人1室1泊2食付きで18,150円(税込)

翌日、鉄道を乗り継ぎ山形県鶴岡市へ

翌日、送迎車で「湯元駅前」バス停まで送って頂き、路線バスで米沢駅まで戻りました。米沢駅からは在来線を乗り継いで鶴岡駅へ向かいます。
鶴岡駅に到着したのは午後2時過ぎ。駅からは路線バスで「加茂水族館」へ向かいます。

加茂水族館

鶴岡市立加茂水族館は、山形県鶴岡市にある市立の水族館で、クラゲの展示種類(50種類以上)は世界一を誇り愛称は「クラゲドリーム館」。こちらでクラゲを鑑賞しました。
倒産寸前だった水族館が、世界中から一目置かれるほどの大逆転を果たしたのは、この「クラゲ達」のお陰だそうです。家族連れを中心になかなかの盛況ぶりの中、色とりどりの様々なクラゲが漂う様子を鑑賞しました。

新高湯温泉へのアクセス

車で行く場合

東北自動車道「福島飯坂IC」から東北中央自動車道経由で約1時間5分。盛岡から東北自動車道経由で約45分

磐越自動車道「会津若松IC」から約1時間30分

鉄道で行く場合

東京駅<山形新幹線(約2時間5分)>米沢駅<路線バス(約35分)>湯元駅前

路線バスで鶴岡駅へ戻り、鶴岡駅からは在来線特急と上越新幹線を乗り継ぎ東京へ戻りました。次回は石川県能登半島にある温泉を紹介します。
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