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ことりです。構成作家・脚本・イベント制作を生業としております。
国内の各地を一人旅するのが趣味の一つです。青春18きっぷ(JR全線普通列車・快速列車の自由席が12,050円で1日乗り放題を5回利用可能となる、販売および使用期間限定の切符)を使っての旅について書くシリーズの第三弾。今回はその後編で、四十七士を祀る大石神社と赤穂城跡を巡った「青春18きっぷの旅③赤穂編」になります。
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赤穂
赤穂は兵庫県南西部、岡山県との県境に位置する都市。のちに忠臣蔵として語り伝えられることとなる赤穂事件ゆかりの地。日本百名城に選定されている「赤穂城」、赤穂事件において討ち入りをした大石良雄ら赤穂浪士を祀る神社「赤穂大石神社」などがある。
津山から播州赤穂駅へ
津山で「津山ホルモンうどん」を堪能し、1時間程で駆け足で「津山城跡」を見学した後、午後1時半頃の列車で岡山駅へ。岡山からは海の近くを走る赤穂線に乗り、午後4時頃播州赤穂駅へ到着。
赤穂大石神社
日が傾いていく中、まずは20分近く歩き「赤穂大石神社」へ向かいます。
赤穂大石神社は明治天皇の宣旨を契機として明治33年神社創立が公許せられ、大正元年11月、四十七義士命を祀る神社としてご鎮座になった。ご祭神は大石内蔵助良雄以下四十七義士命と中折の烈士萱野三平命を主神とし、浅野長直・長友・長矩の三代の城主と、その後の藩主森家の先祖で本能寺の変に散った森蘭丸ら七代の武将を合祀してある。 出典:赤穂大石神社
忠臣蔵には明るく無い私ですが、四十七士に思いを馳せながら参拝しました。義士史料館には大石内蔵助所持の刀や討入りに使用の采配などが展示されていますが、時間が無くスルー。
赤穂城跡
大石神社は赤穂城の三の丸にあった大石内蔵助の屋敷跡に建立された神社ですので、神社を出てすぐ近くの赤穂城へ。
赤穂城は、正保2年(1645)に常陸国笠間から入封した浅野長直が、近藤三郎左衛門正純に築城設計を命じ,慶安元年(1648)より13年以上に亘る歳月を費やし、寛文元年(1661)に完成したものです。 出典:国史跡赤穂城跡
赤穂城の顔とも言える「三ノ丸大手隅櫓と大手門」は、明治時代に廃城となった後、一度すべて壊され水堀も埋め立てられてしまいましたが、城郭復興の機運が高まったことで、昭和になって復元されました。
沈み行く夕日
大手門に夕日が沈んで行きます。日が沈みきる前に急ぎ足でぐるりと一周して津山〜赤穂の旅は終了しました。
平野の中にある山や丘陵に築城された平山城である「津山城」、そして河口付近のデルタ地帯に築かれた南と西側は海に面し、東に川が流れる海城である「赤穂城」。二つの城を巡る日帰り旅でした。次回は関東近郊宇都宮の日帰り旅について書きます。